腸のサイン
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健康
お手洗いで健康チェック!
今年も残すところ1か月。
いろいろなことがありましたが、良い形で締めくくり、来年に備えましょう!
ということで、今月は腸内環境を知るために「便の見方」をご紹介します。
ポイントは大きく分けて、形状・頻度・臭い・色の4つです。
①腸内環境が良好な便は適度にバナナ型をしており、液状や粒状は健康な便とはいえません。
②理想的な排便の頻度は、食物が便となるまで概ね24時間といわれているので、1~3日に一度スッキリ出れば、腸内環境に問題はないと考えられます。
③良好な時の便はほとんど臭いません。悪玉菌が増えると腸内環境が悪化して臭気を生じるようになり、水洗後も臭いが残ることがあります。臭い放屁や噯気の改善にも良好な腸内環境が必要です。
④色は黄褐色から茶色であれば良好です。黒っぽい時は、腸内での滞在が長く、便秘気味との判断になります。薄い黄色は下痢気味で、血が混じっていたり、白っぽい便は消化器管にトラブルが疑われますので、医療機関への受診をお勧めします。
これからは、ぜひ便のことも気にかけてみましょう!
当院でも腸に対する治療法がありますので、お気軽にご相談ください。
それでは皆さま、良いお年をお迎えください。