なぜ雨が降ると身体が痛くなるの?
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6月といえば梅雨の季節です。
雨が降ると足元が滑りやすいので、転倒にはご注意ください。
さて、みなさんは雨が降ると、古傷が疼いたり、身体にダルさや頭痛がしたりしませんか?
実はこれには理由があります。
雨が近づくと気圧が下がります。
気圧が下がると自律神経や体内の水分バランスの乱れ、関節の内圧の高まりから痛みを感じるようになります。
頭痛や肩こり、首の痛み、腰のだるさ、関節リウマチの痛み、めまい、過去に骨折や脱臼、捻挫、肉離れをした箇所の再発などは代表的な症状です。
これらの不調の対処法ですが、身体の中で気圧の変動を感じ取っている、耳の奥にある内耳が関係していることから、低気圧による体調不良の抑制には、耳周囲の血流の促進が効果的とされます。
そこで、特に雨降り前に実践していただきたいのが、①両方の耳たぶを軽く横に引っ張り、5~10秒ほどしたら離す。
②両方の耳たぶを前後斜めに回す。
マスクをつける生活が続いている方は、後ろと上方向に引っ張ると痛みを感じやすいので無理のない範囲で行ってください。
これらの対処法は、気圧上昇による体調不良にも予防効果が期待できます。
暑熱の厳しいときも、ぜひお試しください。